2016.09.22
本番直前の過ごし方
雨ばかりで肌寒い日が続き、夏の暑さをすっかり忘れてしまったこの頃です。
24日の発表会に向けて、最終のレッスン週になりました。
1週間前には、教室で、皆での弾き合い会も行い、
少し緊張感を持ちながら、お友達の前で披露し合いました。
綺麗なお辞儀の仕方や、演奏前や後の動作などは、1人のレッスンの時に行っていても、
お友達の様子を見合うことで、どうすれば、より良いのか、理解しやすいようです。
この日は、演奏の動画も録り、各自最終レッスンの時に見て、
もう一度振り返りながらの確認をしました。
自分の演奏する姿を客観的に見るのは、皆、最初は恥ずかしそうでしたが、
やはり本番に向けてのせいか、真剣な面差しが印象的です。
そして本番前でのご家庭では、
♪体調を崩さないように、コンディションを整えて頂くことをお願いします。
前夜はリラックスして、楽しいことを考えましょう。
♪当日の衣装や、靴を履いて練習することも、良いことです。
履きなれない靴での、ペダル操作は、意外に緊張感を増してしまうので、
ご家庭で、何度も履いて練習しておくと良いと思います。
♪いつもは一人でピアノの練習をしているのを、本番前3日ぐらいは、
ご家族の皆の前で、お辞儀から、当日と同じように、演奏してみることも、
緊張する中での演奏に慣れることになるでしょう。
♪そして大事なのは、暗譜だけでなく、楽譜を見て、練習することです。
1日に数回は、楽譜を見て、今までの、注意すべきところを、確認しながら弾きましょう。
舞台上で、緊張してしまうと、暗譜(楽譜を見ないで弾くこと)が一瞬、あやふやになることも
よくあることなので、頭の中に楽譜を暗記するつもりで、よく見ておくことが、対策にもなります。
曲が長い高学年の生徒さんは、特にこの練習は行なうと良いと思います。
又、片手での暗譜練習は、小さい生徒さんにも、効果的なので、おすすめです。
♪もし、練習途中でつっかえたり、止まったりした場合にも、そのまま弾き続ける習慣をつけましょう。
そこで、中断して弾き直したり、止めてしまうのは、クセになり本番でもそうなりやすくなります。
止まるより、多少のミスがあったとしても、弾き続ける演奏の方が、ずっと良い音楽になるものです。
ただし、ミスしやすいところは、後で部分練習をしっかりしておくことを忘れずに・・・ですね。
当日は、自信を持って笑顔で舞台に向かえるように、あと一息、頑張りましょう。