2015.08.16
発表会を前に
8月も後半に入りましたが、まだまだ暑い日々が続いています。それでも朝夕にはこころなしか涼しい風が心地よい日もあり、季節の移ろいを感じます。
お教室は1週間、お休みさせていただきましたが、生徒さん達は、夏休み真っ最中です。色々なことを体験したり遊んだりと、楽しく過ごしていることと思います。
私もこのお休みには、ピアノにじっくり向かう時間も取れ、演奏会などにも足を運ぶことで刺激を受けたりして、新しい曲にも挑戦する意欲も出てきました。
しかし、この暑さは半端ではなく、集中して練習すると冷房していても汗びっしょりです。
ピアノはじっと座っている様に見えて、全身のあらゆる筋肉や、関節を駆使して演奏するものだと、この全身の汗と、心地よい疲れ(?)で改めて実感したことも暑い夏の収穫でした。
ところで、29日の発表会も間近に迫り、今週からレッスンも最後の詰めに入ります。
8月初めには、仕上がっている生徒さんがほとんどですが、崩れが出ていないか心配もありますので、あと2週間で、しっかり調整していきたいと思います。
今の時期は、全体をまず1回本番だと想定しながら、「弾き切る」練習を1日に間を置いて数回取り入れると良いと思います。ご家庭の中でもご家族の前でミニコンサートと称してちょっと緊張した雰囲気で1回だけ弾いてみるというのも良いのではないでしょうか。
本番はどんなコンディションでも、1回きりです。その1回の演奏がベストになるということは、とても難しいことなのです。
この数か月間、コツコツ練習を積み上げてきたことを、当日の1回だけに発揮するための、精神的なメンテナンスもピアノは、大切です。年齢が高くなるほど、この練習は必要だと思います。
私も音大時代、毎年の実技試験の前に家族に強制的に・・・聴いてもらった記憶がありますが、同じ部屋でも、いつもの練習とは違う、緊張を感じたものです。
今週からのレッスンでは、出演する前後の生徒さん同士で、弾き合いを行いますので、お互いの演奏を聴くことも含めて、良い刺激と練習に、つながってほしいと思います。
夏休みの後半、体調に気を付けて、有意義な日々になると良いですね。
また、レッスンで会えるのを楽しみにしています。
ところで29日の発表会に向けて、