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年末のレッスン室から

今年もあと3日を残すところになりました。

ベートーヴェンの「第9」の演奏会がコンサートホールではラッシュの今です。

こんなに年末だけに、多く演奏されるのは日本だけでベートーヴェンの故郷ドイツでは

不思議がられているそうです。

ドイツでは「平和と自由」の願いを込めて特別の記念日にしか演奏されないということなのですが、

日本独特の、年末の恒例演奏とは趣きが違うようですね。

 

ところで、先週は3つのグループ分けをして、ささやかなクリスマスの弾き合い会を行いました。

普段、めったに会うことのない生徒さん同士でしたが、異なる年齢でも伝言ゲームやビンゴなどをするうちに打ち解けて楽しく過ごすことが出来たようでした。

又、それぞれのグループでのミュージックベル演奏では、数回の合わせで一つにまとまりアンサンブルの楽しさを実感できたのではないかと思います。

自分のベルの音に責任を持つことで、幼稚園の幼いお子さんでも、音楽に対する自立心が養われるのが、このミュージックベル演奏です。

「きらきら星」「あわてんぼうのサンタクロース」「小さな世界」と各グループの年齢や、能力に応じて選曲したのですが、皆、力の入った演奏でした。

今後、メロディーパートだけではなく和音を取り入れたり、伴奏パートも加えた少し高度なアンサンブルも何かの機会に挑戦できるのでは、と思っています。

 

この日のために練習してきたピアノは、皆に聞くところによると「お友達の前だけでもやっぱり緊張した!」ということでしたが、

いつも普段からの練習をほぼ毎日きちんとこなしている生徒さんは、どういう場所に立っても、崩れることなく実力を発揮することが出来るものです。

発表する曲の練習だけを一生懸命行うだけでは、基礎がしっかりしていないので、あがると余計に崩れたり、指が回らなかったりミスが出てしまうのがピアノです。

そのためにも、小規模でも人前で弾くための練習は大切な意味があります。

例えば発表会の練習などでも、その曲だけでなく、普段の教則本もなるべく減らさずに普段通りに進み練習をしてもらいます。

 

また、他の人の演奏を心をこめて聴きくことも、マナーとして身に着けていって欲しいことです。

自分の演奏を一生懸命行うことと同じように、他の人の演奏にも興味を持ち聴くことはとても大切です。

「あんな曲を今度弾けたらいいな」

「あのお姉さんの弾いていた曲をいつか私も弾きたい」と言っていましたが

聴くことで、憧れや目標を持ち感じることも向上心や、勉強につながっていくことでしょう。

 

ささやかなクリスマスのひと時でしたが、少しの緊張感と楽しい時間が過ごせたのではないかと思います。

来年も皆様にとって幸せな年でありますように願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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