2013.03.01
3月♪お人形とピアノ
3月になりました。女の子のお祭り 桃の節句ですね。
桃の節句といえばお雛様。
我が家にも成人式をとっくに過ぎた娘の初節句から、毎年この時期に、
凛と座っています!いつまでも飾っておくと婚期が遅れるという迷信(?)を信じ
毎年4日には早々と片付けて、又1年間押入れで過ごしてもらいます。
人形というのは、国を問わず、特別の思い入れがあるものなのでしょうか。ピアノ曲でも
「人形」と名のつく曲が多くみられます。
「新しいお人形」・ 「病気のお人形」(チャイコフスキー) 「あやつり人形」(ローデ)
「人形の嘆き」(フランク) 「フランス人形」(ギロック)・・・・
なんといっても定番で、発表会にもおなじみでよく知られている人気曲は
「お人形の夢と目覚め」(エステン)でしょう!
人形の子守唄のゆったりしたメロディーから始まって
人形の夢へ、そして速いテンポの人形の踊りへといっきに駆け抜けていく
弾きばえのする曲です。
先日のレッスンでも、この曲を大人の生徒さんのHさんが
一生懸命に練習を重ね、ついに完成なさいました。
今までレッスンの中心だったブルグミュラーを一時中断して、かねてよりの
ご希望曲だったこともあり、緩急のある、表情豊かな演奏に仕上がりました。
お人形を題名にした曲は心象をイメージしやすいものです。
子供向きピアノ曲としてだけはなく、大人の方が演奏しても、十分に
趣きがあり不思議な魅力を感じます。