2020.11.15
ピアノ練習はいつやりますか？
今年も11月半ば、あっという間に師走に向かっていきそうです。
教室では、どの生徒さんも、6月の再開から、
以前にも増して、一生懸命、ピアノに向き合ってくれています。
なので、曲の仕上がりや、進み具合が早い生徒さんが、増えてきました。
これも、自粛期間中のレッスンのお休み期間を経た事なども、あるとも感じます。
ピアノは、ご家庭での、練習が、必要な習い事です。
教室で、習得したことは、家で、練習しなければ、身には付きません。
好きなことは、頑張れるものですが、
毎日、自発的に練習を続けることは、やはり、そう簡単なことではありませんね。
大人でも、わかっているけど、つい、後回しということは、よくあること！
まして、お子さんは、ピアノ以外に、
勉強など、やることはたくさんあります。又、遊ぶことも大切です。
受験のための塾に、通い始めると、
小学生でも、本当に時間のない生活に一変します。
塾通いに忙しい、ある生徒さんに尋ねてみると、
朝の学校に行く前と、寝る前の10分を、
練習する時間にしている、というお話でした。
人間は、習ったことは、
20分後には42％忘れる
1時間後には56％忘れる
という、データがあるそうです。
そして、6日後には75％忘れるそうです。
1日のうち、わずかな時間でも、毎日続けることが、結局は、上達の秘訣なのです。
後日、まとめての1時間や、2時間の練習をしても、
レッスン内容を忘れてしまい、効果は、半減してしまうことは、
自分自身の経験からも、はっきりしています！
本当に効果が上がるのは、レッスンに帰ったその日のうちに、
1回練習しておくことが、理想です。
いかがでしょうか！
ぜひ、小さい習いたての、お子さんも、実践してみてくださいね。
お子さんの規則的な練習の習慣をつけるのは、保護者の方の、ご協力が必要です。
時には、お子さんの演奏を、褒めていただいたり、
どんな曲か聴かせてくれるかな？
などと、お声を、かけていただくことで、
お子さんも、ピアノを練習することに
喜びと、楽しみを感じることが出来ていくのではないでしょうか。
ある生徒さんは、
ピアノを弾かない日は、指が、なまっているようで、
なんとなく気持ち悪いと、言っていました。
「継続は力なり」 そして、「好きこそ物の上手なれ」 という言葉が、
まさに、そのことを、物語っているのかもしれません。
