2016.12.30
今年、生徒さん達の成長を振り返り
2016年も残りわずかとなりました。
レッスン室の掃除とピアノを磨き終え、
新たな来年に向かって、生徒さんたちを振り返ってみました。
今年から習い始めたばかりの生徒さん達は、年齢を問わずですが、音符やリズムの基礎をどんどん吸収して覚えています。
また、ご家庭で一人で練習した曲を、レッスンでは講師と連弾することによって、音に耳をすましてピアノを弾くことが出来てきたようです。
連弾は初歩の曲でも、音に厚みが増すので、楽しんでイメージを作りながらピアノを弾くことが出来ます。仕上げの段階で連弾をするのが、楽しみで好きな生徒さんが多いようです。
導入時の初歩に、連弾経験を重ねることで、近い将来、一人で音楽的に演奏が出来る基礎になることと思います。
習って半年から1~2年ぐらいからの生徒さんに達は、
子供用のハノンやバーナムという教則本で、テクニック的な指を作る練習を行っていますが、皆さんは、徐々に駆使できるテクニックの種類も増えてきました。
単純な機械的な練習だけには終わらないように、を大事にしています。
その時々の課題に合わせた体の動作や運動を想像できるように、また、それが心の内から音楽として表現できるようにと日々のレッスンでは、行っています。
特に、幼い生徒さん達は、スタッカート(音を短く切る)が好きなようで張りきって弾いてくれます。
習い始めて3年目ぐらいの生徒さん達は、テクニックも徐々に身につき、
色々な年代の曲を数多く弾けるようにレッスンしていますが、レパートリーも増えてきました。
発表会では、少し長い曲や、知っている曲なども、時間をかけて完成する力がついてきているようです。
このころには、引き続きハノンやツェルニー等のテクニック系の練習も行い、よりいっそう、駆使できる指づくりも続けていきます。
高学年や、中学生の生徒さんは、ドラマの主題歌や好きなアーテイストの曲に憧れを持ち始めて弾きたいと希望することも多くあります。どんどん挑戦してもらっています。
好きな曲は、なんといっても、自発的に練習しますので、ジャンルは問わずレッスンしています。
成人の生徒さん達は保育士さんや幼稚園の教諭をされている方々ですが、お仕事の現場で実際に演奏する曲が中心のレッスンを行っています。
また、基礎づくりで、バイエルなどを練習され、カワイグレード取得に向けて練習されている方もいらっしゃいます。
それぞれの目的や、目標に向かいながらのレッスンを行っています。
どんなこともそうですが、やはり特にピアノは、すぐには結果が出ない習い事です。
だからこそ、一歩一歩の小さな努力の積み重ねが、生徒さん達の心の糧や財産になってもらえたらと思います。
保護者の皆さま、今年もご協力、本当にありがとうございます。
来年も研鑽しつつ、指導に精進していきたいと思います。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。