2016.11.03
コンクール公開レッスン
風邪で、お休みの生徒さんが、増えてきました。
秋にしては急に寒い日もあり、体調を崩しやすく気をつけたいこの頃です。
先週末、グレンツェンコンクールの本選課題曲の公開レッスンに新宿文化センターに足を運びました。
この日はハロウィンの仮装で賑やかな親子連れが多く楽しい電車内でした。
幼児から大学、一般までの、レッスンを聴講してきました。
今回の講師は、大楽勝美先生です。
曲にあったテンポの回し方や、フレーズとフレーズの間の休符の取り方など、
幼児や低学年のお子さんでも音楽的な演奏をする極意など、
盛りだくさんな内容のお話を聞くことが出来ました。
また、スタッカートの効果的な練習方法や、スケール(音階)の指のかえし方など、
課題曲からテクニックをつける効果的な練習方法など、先生のきびきびとしたレッスンで、
舞台上の生徒さん達の、演奏が変化していくのがわかりました。
題名や歌詞からイメージされるテンポ感や印象を、
よく考えて演奏することがどの曲にも共通して基本だと、改めて感じました。
生徒さんが、曲をどのように感じて、さらにこれからどう練習で磨いていけば、
良い演奏になるのかを、今回も学ぶことが出来ました。
来年の本選まで、わずかですが、
出場される生徒さん達の向上につながればと思います。頑張っていきましょう。
また、目から鱗のテクニックの練習方法は、普段のレッスンでの生徒さん達に、
実践として伝えていきたい有意義なお話も充実していました。
ピアノの上達にはコツもありますので、生徒さんひとりひとりに合わせてより良い方法を、
選びながら、レッスンに取り入れていきたいと思います。