2016.08.08
発表会の練習で進歩してます
立秋とは言え暑さ真っ盛りです。
連日のリオ五輪中継では、選手達の活躍に感動を貰っています。
夏休み中ですが、9月のピアノ発表会に参加する生徒さん達は、曲の仕上げ段階に入りました。
今回の発表会が初めての、幼稚園や低学年の生徒さん達も、
いつもよりは、少し難しい曲に、頑張って挑戦しています。
発表会の曲を、数か月かけて、丁寧に細部まで練習することにより、
生徒さん達には、いろいろな進歩を感じています。
細い音だったのが、指先がしっかりしてきて音にボリュームが出てきた幼稚園の生徒さん。
綺麗な音が響くようになってきた低学年の生徒さんは、自分の音をよく聴くようになり、汚い音、美しい音を意識するようになりました。
短い2曲を演奏する低学年の生徒さんは楽しい曲と寂しい曲のイメージを感じて、今までより強弱や、音色を工夫するように、なりました。
ポップスやディズニ―を弾く小学生の生徒さんは、リズムを感じながら、楽しく弾くことが出来てきました。
大人っぽい曲に挑戦している高学年の生徒さんは、音楽の流れをつかんで、以前よりメロディ―に表情がつけられるようになってきました。
発表会の練習を機に、家での練習の習慣がついてきた生徒さんもいます。
数か月間、同じ曲を練習することにより、
普段の教本の進みが少し遅くなることを、心配される保護者の方もいらっしゃると思いますが、
人に聴いてもらうという目標を持って、1曲を深く丁寧に掘り下げて練習していくことにより、
今までより、色々な面で、上達と成長が、感じられることになり
結局は良い成果を得られるのです。
6月からは1か月ごとに、発表会の曲についての月ごとの目標を、
各生徒さんに自分で考えてもらっています。
「今月末までに、○○ちゃんはどんなふうに演奏出来るようになっていたいかな?」と聞いてみると
生徒さんたちから、いろいろな、答えが返ってきて、
それを、各自に、わかるように書き留めて、持ち帰ってもらっています。
小さな目標の積み重ねを達成することで、
当日の舞台の演奏で、生徒さんたちの力が十分に発揮出来るように、
あともう一息、一緒に頑張っていきたいと思います。