2015.04.19
新学期のレッスンから
ゴールデンウィークまであと、もう一息の4月も半ば過ぎですが、
新学期の疲れが生徒さん達にも少し見られるこの頃です。
寒暖の差が激しい春の季節は、新しい環境での日頃の緊張も重なって
風邪をひいたり、体調を崩したりの生徒さんが多い時期です。
幼稚園や学校で疲れることがあるとレッスンでも眠くなってしまうこともありますので、
そんなときには、リズムを打ったり、ピアノに合わせて少し体を動かしたりして、
歌を歌ったりすると、眠りそうな神経をちょっとだけ、呼び起こさせることで、その日のカリキュラムが進めていけるようです。
そんなときにはご家庭で、ゆっくりリラックスできる時間があると良いですね。
また、8月の合同発表会に参加する生徒さんは、ほぼ、曲も決定し、譜読みに入ります。
選曲は2月ごろから膨大な楽譜の中から、一人一人の生徒さんに見合った曲をピックアップして候補を絞っていく作業を毎年行ないますが、新しい楽譜が毎年多く出版されて、知らなかった作曲家の作品の良い曲に、偶然に出会うこともあります。
曲選びでは、「こんな曲だよ!」とレッスン時に弾いて聴かせると
生徒さんの希望していた曲のイメージとは違う場合もあり、なるべく数曲の中から弾いてみたいと思う曲を自分で、選んでもらっています。
幼稚園ぐらいの年齢の生徒さんは、あまり早くから取り組み始めると、途中で飽きてしまい本番を迎える頃にはかえって崩れてしまう、ということにもなりやすいものです。
なので、普段の教本を進めてこなすことをまず優先しながら、発表会の曲の練習にいっきに入った方がうまく行くようです。
新学期そうそうですが、本番が最高の演奏となるよう、丁寧に着実な練習が出来るように、レッスンの計画や目標を立てながら進めていきたいと思います。
発表会に向かって練習に取り組むことで、こつこつと一つのことを立派にやり遂げ、達成することを学んでもらえたらと思っています。
ところで、新しくご入会されたお子さんの生徒さん達は、音符やリズムなどの基礎を覚えながら、少しずつ短い曲が、弾けるようになってきました。
大人の生徒さんも、ピアノが全く初めての方から、ご経験豊かな方まで年代も違う方がご入会されました。
これから末永くピアノを弾く喜びや楽しさを実感され、豊かなお気持ちになっていただけたらと思っています。
色々な面において、より良いレッスンのためにも、これからもよりいっそう自分の勉強も大事にと強く感じているこの頃です。