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心をつなぐミュージックベル

相次ぐ台風の被害が心配されるこの10月です。

台風や暴風、大雨などのときには警報が出ていなくとも判断でレッスンはお休みして振り替えを行ないます。まずは安全が第一です。

 

先日、渋谷での全日本ミュージックベルの指導者レベルアップ講座に参加してきました。

ミュージックベルとはベルを振ることによって音が出る楽器で、メロディー奏もハーモニー奏もでき誰にでも楽しく演奏が出来ます。

平成3年から文部省より小学校標準指定教材品目に選定もされたそうです。

何よりも、皆で協力し合う事によって魅力的な音楽を作り出す事が出来て、お互いが音をつないでゆく音のバトンタッチをとても大切に演奏していきます。

ピアノは一人ですべてを表現する楽器ですので、自分の技量を磨いていくことが大事なのですが、ミュージックベルはひとりひとりがいくつかの音を担当して楽曲を完成していく楽器です。

一緒のメンバーの音をよく感じとって、心を合わせていくことが出来るのが魅力です。

この日の講習はブライダルでの曲が中心でしたが、ベルのスタッカートやトレモロの腕や手首の使い方など皆で数曲を演奏しながら響きを美しくする奏法を学びました。

最後は3つのグループに分かれて新しい曲を15分間だけの練習時間を与えられた後に、皆の前で発表するという、ちょっと緊張するものでしたが、そのせいか初めてお会いした先生方ともかえってすぐに打ち解けて、何とか無事に演奏が披露できました。

曲もブライダルにふさわしく「いいい日旅立ち」「虹のかなたに」「星に願いを」が中心でしたが、難しかったのは、一人で4,5個のベルを担当する忙しい持ち替えです。

ボーとしていたら、それこそ音楽にアナが空いてしまい迷惑を掛けてしまいます。単音だけではなく伴奏の和音も一緒になのでめまぐるしいベルの持ち替えで、手の動きは容易ではありません。ついお隣の人とぶつかってということも・・・・

それでも演奏後は気持ちの良い連帯感が生まれて、1つのものをつないで音楽を作る大切さを学べました。

次の講習までの宿題には「枯葉」「ハンガリア舞曲5番」などが出されて又レベルアップした曲に挑戦です。

講師の方が何度も言われていたミュージックベル演奏で大切なことは自分の担当の音だけ考えるのではなくではなく 「全体の音楽の流れの中の自分の音という意識を持つこと」 だそうです。

これはピアノ演奏にはない意識の持ち方でもあり、音楽だけでない深い意味合いにも感じ取れそうです。

皆で心をつないで演奏でき協調性も身に付くミュージックベルはピアノの個人レッスンではなかなか、練習する時間や機会がありませんが、お子さんだけでなく大人の方にもきっと楽しんでいただけることでしょう。

少人数でも演奏可能な編曲も数多いですので、例えば身近に前後の生徒さんたち等で、さまざまなジャンルの曲に触れられるような楽しい機会を持てたら、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  • 主宰 石田 優子

  • 講師 村田 紗織

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