2013.05.03
ある日のレッスン風景
ゴールデンウイークが始まりました。5月にしては肌寒い日が続いています。
そんな、はざ間の日のレッスンは体調を崩して、お休みの生徒さんも・・・
ちょっと心配です。
この日は、小学1年生のNちゃんの体験レッスンでした。ピアノや音楽ががとても好きなようで、楽しそうに今まで習っていた1曲を聞かせてくれました。引っ越して来られて中断していた久しぶりのピアノレッスンだったようで、Nちゃんは「ピアノが弾けて楽しかった!」と嬉しい言葉でした。
ご入会していただくことになり、来週からレッスンを始めることになりました。これから、いろいろな新しい曲や音楽に出会いながら、ますますピアノを楽しんでもらえたらと思います。
次の4年生のMちゃんは、いつも学校から直行でレッスンに元気に来てくれます。
8月に参加する発表会の譜読みの真っ最中です。長く今までよりレベルアップした曲なので、計画を立てながら少しづつ、右手、左手と分けて根気よく、譜読みをこなしていきました。和音の音や指使いなど、入念に確認しながら進みます。
長い時間をかけて1曲を仕上げていくのは、根気がいりますが、丁寧に練習しているMちゃん、次週は両手に取り掛かり弾けそうです。最後にいつもの2題の初見練習も落ち着いてクリア出来ました。
夕方からは、3歳の生徒さんが2人続きました。
3歳頃のお子さんのレッスンは音楽に楽しく触れ、歌やリズム練習でまず、弾くための基礎づくりを大切に行ないます。ピアノを弾くためには、数をかぞえたり、鍵盤の場所や音の順番、リズムを正確に聞き取ったり、打てたりすることなどを遊びをまじえながら、身に付けていくことがたくさんあります。
指の関節や筋力も弱いので、無理せず、弾くことは徐々に、です。
最初のTちゃんはこの日が初レッスン!ご両親と水族館に行って来たそうで「お魚みてきたよ!」とお話してくれました。
まず「おつかいありさん」を打楽器を打ちながら歌い、2拍子のリズムを感じることが出来ました。次にリズムカードを瞬時に見て、カスタネットで打つ練習や、こちらの打つリズムの模倣も正確に聞き取って、打てました。
「ミッフィーのピアノ絵本」を使いながら、2つ並んだ黒鍵をグーで打つ練習も少しづつ遊びを取り入れた曲で覚えていきました。集中力のある、Tちゃんです。次回はドの鍵盤を覚えましょうというところで又、来週です。
最後は、3歳のSちゃん。初レッスンから2ヶ月が過ぎたところです。
歌にあわせてのリズム練習のあと、リズムの模倣も正確に聞き取れました。次に「ミッフィーのピアノ絵本」を使って、ドレミファソを指をきちんと動かしてとてもしっかりと打鍵して弾けるようになってきました。CDの音源や伴奏のピアノに合わせてテンポを保って上手に仕上げて弾くことが出来ました。手元だけでなく譜面を見て弾けるように進歩してきたSちゃんです。
幼いお子さんでも、短くとも1曲を完成させ仕上げて、「きめる」ということは大切なことです。家でも鍵盤で自由に弾くことが多いという、お母様のお話でした。Sちゃんはそろそろ、2冊目の教本に入れそうです。
楽しい後半の連休でありますように・・・・・