2015.08.31
発表会
8月にしては涼しい曇り空の29日、
カワイ音楽研究会の合同発表会に当教室からは、14人の生徒さんたちが参加しました。
今年の会場は建設されて間もない、音響に定評のある戸塚さくらプラザホールです。
初参加の小さい生徒さん達も多く、華やかな可愛いドレス姿や男の子は正装で、
ご家族の見守ってくださる中、立派に練習の成果を披露することができました。
初めての発表会でも、連弾ではなく、ソロで演奏が出来るようにと、準備を早くから始めて来ました。
その成果もあり、ほぼ、どの生徒さんも落ち着いて堂々と舞台に立ち演奏が出来たと思います。
出番前の舞台袖では緊張のあまり声も出ない生徒さんもいましたが、いざ、舞台に向かうと、落ち着いてお辞儀から演奏までを、しっかりとやり遂げました。
レッスンの時よりもさらに本番では、気迫のこもった演奏が出来た生徒さんも多く、大変喜ばしいことです。
また、舞台に出たら、年齢にかかわらず、ピアノは1人で、どんな演奏のアクシデントが起こっても自分で考えて解決しなければならないと、常日頃からレッスンでは、指導しています。
そうならないためにも、準備の練習は、計画的に丁寧に行わなければなりません。
このような経験の積み重ねから、成長の過程で、芯の強い心が育っていくのだとも感じられます。
また、合同の発表会では、いろいろな生徒さんの演奏を聴く良い機会にもなります。
年上の生徒さんのさまざまな曲を聴き、いつか挑戦したい曲に出会うことも、一つの成果です。
発表会は、本番という一発勝負の舞台で演奏を人前で行うことによって演奏能力を高めること、日常とは違うマナーを感じて学べること、
そして、何よりご家族に、お子様の努力の成果や成長を見ていただく「晴れの場」でありたいと思います。
それにしても、弾き終えて舞台袖に帰って来るときの満足そうな笑顔がとても、皆可愛く、光って見えました。
ご両親やご家族の温かいご協力に、心から感謝いたします。