2013.08.26
発表会
夏休みも最後の日曜日、杉田劇場にてカワイ音研会主催の合同発表会に生徒さんが出場しました。4部構成でしたが、参加した部は幼稚園児から高校生までの生徒さんの演奏が披露されました。
当教室からは初めて参加した生徒さんもおり、開演前や順番を待つ舞台袖では緊張したいつもとは違う表情のみんなでしたが、舞台では練習の成果を存分に出せた演奏でした。
雰囲気にのまれるという事もなく、当教室のどの生徒さんも落ち着いて普段以上の演奏を披露できたと思います。
おしゃれな可愛いワンピースに身を包んで弾き終え、お辞儀をして袖に帰ってくるときの皆さんのお顔は、安堵とやり終えたというような、とてもいい表情をして、嬉しくなりました。
また、自身より大きい年上の皆さんのさまざまな演奏を聞くことも、こんな曲をひいてみたいなというきっかけもできて、視野も広がったようでした。
それにしても参加した生徒さんたちにとってはこの猛暑の夏休みは、落ち着かない日々だったのではないでしょうか。ピアノは舞台では華やかなように見えますが、普段のひとりでの地道な努力が結果として演奏にはっきり現れます。追い込み練習が猛暑のなかでしたので、心配もひとしおでした。
また、親御さんの練習への声掛けやその他もろもろのサポートのご協力あってこそとも思います。
舞台上で、たった一人で誰の助けもなく、最後まで暗譜(楽譜を見ないこと)で弾ききるという経験はお子さんにとって、何事においても強い芯と考え抜く力を幼い頃から養っていかれるものだと確信しています。
今回は習い始めてまもなく参加が、出来なかった生徒さんたちもいますが、目標を得る意味でも又の機会には参加していただけると良いと思います。
残暑のなか新学期が始まリます。
これから芸術の秋に向かって一回り成長した生徒さんたちと、ピアノをじっくりと、そしてまた、楽しくレッスンしていきたいと思います。